2014ベスト
順不同。
坂本慎太郎「ナマで踊ろう」は当たり前すぎるので省略。
My Beautiful Twisted Nightmares in Aurora Rainbow Darkness
Some Nightmares Take You Aurora Rainbow Darkness
お世話になっております大阪が世界に誇るオルタナティヴオーケストラvampillia待望のアルバム。
ブラックメタル、現代音楽、オペラ、シューゲイザーなどなどマニアックな音が入り込んで情報量がハンパないのにこんなにキャッチーにまとめられるのは特異なバンド形態ゆえか。
上記タイトルが2つなのはミックス違いで前記の国内盤はワールズエンドガールフレンド、後記の海外盤はBen Frostが担当。
Death Grips / niggas on the moon
ザックヒル関連は全く受け付けなかったけどDEATH GRIPはわりと聴けた。
そこでこのアルバム。支離滅裂なようで気持ちいい展開。
イマジャズなリズムのポリらせ方がJUKE以降感満載。
残忍なサウンドでややこしいけどなんかポップ。
こういう不良感こそロックと思ってます。
Venetian Snares / My Love Is A Bulldozer
ブレイクコア勢はみんなJUKEに移行したと思っていたらそんなことなかった。
大御所ヴェネチアンスネアズの新譜は相変わらずなアーメンだらけだけど
ジャズからのサンプリングだったりブラックメタル〜ゴスな曲調が琴線に触れた。
エイフェックスツインの新譜にドリルンベース感を求めていた人やvampilliaファンはこれを聴くといいかも。
Run The Jewels / Run The Jewels 2
サンプルオムニバスでOh My Darling Don't Cryを聴いて一瞬でハマる。
そういえばEL-Pが新しいユニット組んだんだったなーなんてこと思いながら。
DEATH GRIPSやVenetian snaresの流れでこの手のワルい音にハマっているのかも。
このアルバムにはザックデラロチャ、DEATH GRIPSにはビョークが参加しているから
90年代オルタナファンはこの流れに乗るのは当然と言えば当然か?
Aphex Twin / Syro
シンセオンリーで肩の力が抜けきったような音楽。
最初は全く無反応だったけど、聴けば聴くほどイメージが広がるようなアルバム。
ステージで1人シンセをいじり満員のフロアを狂乱させたLFOのライブを回顧したり。
Millie & Andrea/Drop The Vowels
アンディストットとデムダイクステアのユニット。
Modern Loveからやっとキャッチーなのが出てきたって感じで聴き込んだ。
改めて聴いて思ったけど今年はいわゆるベースミュージックではない低音を求めていたのかも。ニュールーツのパーティにも出かけたし。
もぐらが一周するまで / R Is for Rounding Mole
お世話になっております里亘さんのユニット待望の音源。
ジャンベとギターのみのミニマルで宇宙のような草原のような森林のような
もしかしたらそれこそが京都なのではないかとイマジネーションを引き立てる。
Kyoka / Is (Is Superpowered)
ついこないだ入手したけどこればかり聴いている。
ラスターノートンで色鮮やかな音楽って要は最高。
Archangel(Bruno Pronsato) /
The Bedroom Slant
ブルーノプロンサトのバンドらしい。
何故こんなメタルみたいな名前なんだろうか、と思ったらそういえばこの人メタル出身だった。しかし音は従来のブルーノ節で、そこに生音や歌が乗ってオーガニック感に磨きがかかる。クールや。
大森靖子 / 絶対少女
アイドルを蔑称から別の次元に変えたでんぱ組やEspeciaなどのアイドル側ではなくロック側からの大きな一撃。
そして銀杏BOYZは意図せずまたとんでもないものを生んだ。
曲(上記収録以外)
Vampillia - mirror mirror (bombs BiS) from"The ...
Eno • Hyde - 'DBF' - YouTube
BELLRING少女ハート - c.a.n.d.y. - YouTube
ゆるめるモ! "たびのしたく LIQUIDROOM Live ver." (Official Music ...
Moodymann - Lyk U Use 2 (feat. Andrés) - YouTube
Flying Lotus - Never Catch Me ft. Kendrick Lamar ...
Pinch - Search Party - YouTube
ま、今年一番聴いてたのは洲崎西なんですけどね。